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    • さかいひろこメールマガジン vol,22

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    さかいひろこメールマガジン
    「日々のくらしにちょこりと落語」 vol.22
    2015年 9月2日 水曜日 発行
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    ◆目次

    [1]ごあいさつ

    [2]近況

    [3]落語とくらすエッセイ「さかいのひび」
    「トリビュート」

    [4]今回のひとおし、たまにふたおし
    「rina+bessh 『in the garden』」

    [5]あとがき

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    [1]ごあいさつ

    「盆踊りサイコ−!」

    夏ももう終わり。夏にしか使えない言葉を、夏の終わりに使ってみました。
    えっ?夏でもそんなん使ったことないですか?私もです。

    秋が好きなさかいひろこです。こんにちは。
    今月は間違った季節感を出しながらはじめてみました。
    9月もよろしくお願いいたします。

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    [2]近況

    9月は手帳を見ると「予定スカスカやな」という状況ですが
    秋・冬の会の準備にかかる時期。見えない所でジワジワ動いております。

    まずお知らせしたいのが
    日本のこぎり音楽協会関西支部 第7回定期演奏会
    「秋の夜長ののこぎり音楽会」 でございます。

    私も所属しておりますミュージカルソー(のこぎり)の団体。
    横山ホットブラザーズさんの
    「♪お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か」でお馴染み、
    あの音楽用のこぎりを弾く集団にもう10年以上属しております。
    あまり主体性がないので、演奏よりもメンバーで集まって中華を食べたり
    してる方が多いのですが、定期演奏会はやっぱり気合が違います。

    10月31日(土)18時30分より
    会場は昔からの落語ファンにはおなじみの「島之内教会」です。
    詳細・ご予約は日本のこぎり音楽協会ブログより。メールフォームもございます。
    http://d.hatena.ne.jp/nokoonkansai/

    9月は企画・制作公演はございませんが、お手伝いしております
    「岡町落語ランド」の商店街出張公演が迫っておりますので
    再度ご案内です。こちらもぜひですー。

    ■「岡町落語ランド〜吉朝一門岡町部隊・秋のお出かけSP〜」
    会場:おかまち・あーとらんどYOU2
    (阪急「岡町」 岡町商店街内桜塚ショッピングセンター2階)
    日時:2015年9月13日(日) 14:00開演(受付開場13:30)
    出演:桂 米輝「子ほめ」、桂 佐ん吉「狐芝居」−中入り−
    桂 しん吉「マル子」、桂 吉の丞「替り目」(三味線:豊田公美子)
    詳細は岡町落語ランドブログにて
    http://okamachirakugo.blogspot.jp

    こちらは速報。落語とクラシカルシネマの会、第5弾やります!

    ■「十三コテン劇場」〜古典落語とクラシカルシネマ Vol.5〜
    会場:シアターセブンBOX2(阪急「十三」)
    日時:2015年12月12日(土)19:00開演
    (開場18:45、受付開始18:30/終演予定21:30)
    今回のテーマは“旅は道づれ!陸と海の群集劇”
    落語:桂米紫「兵庫船」、上映作品:「駅馬車」。
    ジョン・フォード&ジョン・ウェインコンビの名作西部劇です。
    どうぞご予定に入れて下さいませ!

    さかいひろこworksHPでも詳しくご案内しております。
    http://sakaihirokoworks.net

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    [3]落語とくらすエッセイ「さかいのひび」

    「トリビュート」


    Tribute:賛辞。贈り物。敬意。謝意。賞賛。

    雑誌『ユリイカ』の6月号。“桂米朝特集”を読む。
    落語関係者だけでなく、古典芸能、それ以外にも多分野、
    多岐にわたる錚々たる方々の寄稿とインタビュー。

    思い出話、冷静な分析、芸論etc。
    それぞれがそれぞれの見たこと・聞いたこと・思うことを伝える。
    よく出来たことに、どれもほぼ被っていない内容。
    (同じエピソードの思い出話も話す人によりちょっと違ったりするのが面白い!)

    ただどれを読んでも共通しているなあ、と思った
    下地にある“深い尊敬の念”。愛する、なんて言葉も浮かぶほど。

    前々回少し書いた、
    松本隆作詞活動四十五周年トリビュートアルバム『風街であひませう』。
    松本隆さんの作詞作品をミュージシャンがカヴァーした曲の数々と
    “松本隆・細野晴臣・鈴木茂”というはっぴいえんどメンバーが集まり、再録音した
    未発表曲「驟雨の街」を収録したディスク1と、
    限定生産盤のみのボーナスディスク、映画監督の是枝裕和さんがディレクターを務め、
    俳優・歌手などが歌詞を朗読するという趣向盤のディスク2。
    こちらも参加しているメンバーが超豪華。
    オリジナルの完成度の高さを感じつつ、愛情が裏打ちされたカヴァーの面白さも。
    それぞれがそれぞれのフィールドに松本作品を持ち帰って手を加えながらも
    やっぱりその下地にも“深い尊敬の念”があるように感じる。

    トリビュート。とは。

    先日サンケイホールブリーゼで行われた「桂米朝追善 米朝一門会」に出掛ける。
    “直に稽古をつけてもらったゆかりの演目を直弟子が披露!”という趣向の会。
    1日目の午前の部。それぞれ丁寧で素晴らしい落語の数々。
    トリは桂千朝師「たちぎれ線香」。

    たたみかけるように、ゆっくりと、
    CDで映像で何度も聞いた、観た、そして1度だけ生で聞いた
    米朝師の“たちぎれ”。
    お客さんとして「あれ聞きたいな!」と思う米朝師型の心地よいフレーズはそのままに、
    若旦那の悲しみや、娘を失った母としての思いもある芸者置屋の女将の心の動きなど、
    師が描かなかった演出も少し加え、奥行きが生まれる。
    踏襲しながらご自分らしく。
    声を殺して泣く若旦那の姿に、舞台も客席も一瞬“無音”になる瞬間があった。
    本当に素晴らしく。とにかくすごいもんを聞いた。
    思い出すと今も胸がザワザワする。

    これもまた“トリビュート”。

    本、CD、生の舞台、それぞれの立場と技術をフルパワーで使った尊敬の表し方。
    この夏はいろんなトリビュートが心にしっかりノコリマシタ。

    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    [4]今回のひとおし、たまにふたおし(いちおし落語会ご案内)

    「主催」やら「お世話になっている」など全く関係なく、ただただこの月に
    「これは行きたい!」と思った落語会を勝手気ままに「ひとつだけ」紹介しております。

    今月は、ま、またもや落語会ちゃいます、です。展覧会でございます。
    そしてまたもやトモダチワークでございます。
    9月16日〜10月4日まで奈良・ボリクコーヒーで開催される
    rina+bessh 「in the garden」 という展示でございます。

    コマツリナさん。日本のこぎり音楽協会で一緒にのこぎりを演奏しているお仲間です。
    学生時代に写真を始められ、以降コラージュ作品や「第三のめがねTシャツ」の制作など(※メガネがボンっと胸元にあるTシャツ。一部ミュージシャンや落語家さんも所持!)とにかく楽しいことをのんびり活動されています。

    とってもキュートだけど、優しくも好き嫌いがはっきりした芯のある方。
    作品のかわいさとご本人がしっかりリンクしている、そんなところがどちらも魅力です。

    そんな女史と、ステンドグラス雑貨制作をされているbessh STUDIOさん
    (WEB http://www.bessh.com/index.html)
    が一緒になって開催される今回の展示。
    前回、前々回と拝見しているのですが、
    リナさんのデザインがステンドグラスに、
    そして写真やイラスト、コラージュなども相まって少しイビツで柔らかく、
    色とりどりのガラスに光が射し“心の中までキラキラしてくる空間”
    が出来上がっていました。
    今回はどんな展示になるのか。DMも期待度大な可愛らしさで、
    移転してもやっぱりすっきりと居心地のいいカフェ「ボリクコーヒー」にも
    ぴったりとくる展示になるのでは、と胸が鳴ります。
    あ、ボリクコーヒーはごはんも美味しいので密かにお腹も鳴ってます。

    9月27日にはリナさんもメンバーである、のこぎりとウクレレ3人組ユニット
    「ゴールデンフライ」の流し演奏もあります。
    奈良までキラキラを見つけに。是非お出かけ下さいませ。

    ***
    【開催データ】
    rina+bessh 「in the garden」
    2015年9月16日(水)〜10月4日(日)
    会場/ボリクコーヒー
    奈良市西新屋町40−1(近鉄「奈良」徒歩13分、JR「奈良」徒歩17分)
    営業時間/11:00〜17:30(月・火定休※営業時間は変更になる場合がございます)
    ※9/27(日)14時〜、16時〜
    「ゴールデンフライ」によるウクレレとミュージカルソウ(のこぎり)の流し演奏あり
    お問合せ/ボリクコーヒー 0742-87-1310
    WEB/ http://kanakana.info/bolik-coffee

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    [5]あとがき

    もう夏、終わりなんですね。うむ。暑い暑いと文句をいいつつ、
    終ってしまいそうになると寂しくなる。勝手なもんです。

    ここ最近、展覧会によく出かけています。
    おススメしたいのが国立国際美術館で開催している
    ヴォルフガング・ティルマンス展『Your Body is Yours』
    ドイツ出身の写真家。「なんか有名な人らしいなー」くらいで、
    実は詳しい情報は知らずに行ったのですが
    (なので詳しくは国立国際美術館HPをご覧下さい)
    http://www.nmao.go.jp/exhibition/exhibition_b2.html
    被写体の切り取り方、「簡易」とも取れるシンプルな展示方法、そして
    HPの解説文にもある「セクシュアリティーやジェンダー」への目線、撮り方
    美しく、押し付けがましくない問題定義の中にも体温を感じる写真群。
    国立国際美術館の真っ白で抜けのいい空間の中に贅沢に配置され
    (展示空間もティルマンス自身のデザインなそう)
    涼しいけれど冷たすぎない、作品と空間の温冷のバランスが、
    心身とも冷え性な私にとってはちょうどいい、
    まるで“冷房温度「28度」”くらいの快適さに保たれていました。

    写真集も沢山置いてあったので、
    さっくり見れば1時間、ゆっくりみれば1日でも居れそうでした。

    話は変わりまして…いやちょっとなごりまして、
    そろそろ落語会場の空調をあまり気にせずにおれる季節が参ります。

    関わっている会はだいたいキャパ100人前後の小さな会場が多く、
    空調の効き過ぎというのも起こりやすく、真夏・真冬は冷暖房の管理が
    大変だなといつも感じています。

    男女の体感温度の差や空調の場所によって、どうしても差が出来てしまい、
    会場にいる人全員が快適に過ごすというのはなかなか難しいのです。
    なのでこまめに会場に入って、過ごしやすい温度になっているか確かめたり、
    開演中も空調の設定温度を上げたり下げたり、操作盤が舞台ソデにある場合などは
    噺家さんやお三味線の方に協力いただいたりしつつやっております。

    噺家さんも「よい環境で落語を聞いて貰いたい」と思われているのは当然で、
    「客席アツナイかな?」など開演中でもよく聞かれます。

    温度が適温でないと、お客さんの集中力が途切れていつもより笑いが減る
    ということもやっぱり起こるように感じます。

    美術展示でいうところの空間デザインとはまた違うことながら、
    なにかを見てもらいたいと考えた時、作品や見る人にベストな空間を作りたい
    というのは、どこか通じる部分や学ぶ部分もある気がするように
    展示を見て感じたのでした。

    もうすぐ秋。
    空調を使わなくてもよい、そのまま自然と居れる春や秋は
    落語にもベストシーズンなのだと思います。
    落語会も展覧会も趣向を凝らしたものが沢山開催される時期でもあります。
    どうぞどちらもたくさんにお出かけ下さい。

    ではまた10月1日に。
    今月もお読みいただきありがとうございました!
    (もはや一言も触れませんでしたが、さりげに1日遅配でお届けいたしました…。
    いつもごめんなさい…。)

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